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「南京虐殺」の徹底検証
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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この人、どっちの味方のつもりなの
南京事件の議論というのは実に不思議な論争で、本田勝一氏の著作などを読むと、「大虐殺」なんて誰かの拵えた絵空事にしか思えなくなるし、他方、この東中野修道氏の一連のものなどを見ると、やっぱり間違いなく大規模な不法殺戮があったんだと思えてきます。
いわゆる大虐殺総肯定(30万人殺戮説)派、総否定派とも、相手を叩くことにばかり夢中で、自分が何を立証しようとしているのか、まるで訳が分からなくなっているのではないかというのが、傍から見た感想ですね。
この著作にしても、あたかも万引きで捕まった坊やが「みんな、やっていることじゃないか」と言い逃れしているようなのは事件を無罪とする理由にはなりませんし、戦時国際法や軍刑法の解釈など、まるっきり素人さんの牽強付会で思わず苦笑させられてしまいました。この調子で行くと、ベトナム戦争中、南ベトナム政府の警察庁長官グエン・ゴクロアンが、各国の報道陣を前にして、後ろ手に縛られた(ゲリラ?)被疑者の頭にピストルを押付け射殺した事件なんか問題にならないということになるんでしょうかね。「疑い」があるというだけのことで裁判もなしに処刑したことから非難されたんですが、米国の輿論が、あの映像から一気にベトナム戦争反対に傾いたのを思い出しました。
本書が称えるのは、あの射殺を是とするのと同じ理屈なんですが、こんなのって、わざわざ大虐殺派に塩を送ってあげているようなものというほかありませんよ。これほど出来の良くない屁理屈だと、冷静に見て、総否定派のギプアップ宣言にも等しいと言うほかないのではありませんか。南京大虐殺30万人総肯定論の皆さんなら、思わずニンマリしてしまうでしょう。
事件当時「パネー号事件」の当事者だった海軍大尉・奥宮正武氏の『私の見た南京事件』を、ぜひ、併読されるようお薦めしたいと思います。本書の称えるような理屈が、まるで通用しない理由は、全部、奥宮さんが書いています。
歴史学の研究
丹念に資料を読み解いた歴史学の本です。
近年、構築主義というものの流行で資料に全く拠らず、口承だけを重視する
学問もどきが多い中、きっちりした仕事として評価できます。
本書は第一審では賠償を命令されましたが謝罪広告要求は棄却されました。
果たして二審ではどうなるのか注目です。
第一審の判決こそが絶対であるというトンデモな方には星1つかもしれませんが。
何度でも読み返す価値のある書物です。
学問研究の成果というには値しない
実際の「南京虐殺」の被害者を名指しで嘘つき呼ばわりして損害賠償を裁判所に命令された
いわくつきの本。
その裁判長の言葉が全てを物語っている。
「被告東中野の原資料の解釈はおよそ妥当なものとは言い難く、学問研究の成果というには値しない」
学者でもない南京事件に関して言えば素人の裁判官にここまで言わせるとは…
ある意味伝説の書籍。
次から次へと繰り出されるトンデモ結論を味わいたいという方には星4つ。
プロパガンダ「南京大虐殺」検証のための必読書の一つ
現在のプロパガンダ「南京大虐殺」研究の第一人者である東中野修道氏の第一歩として、「南京」検証の入門本として紹介されていたりするが、初級者向けというより初?中級者向けだと思う。
個人的には、初心者はシンプルにまとめた「再審『南京大虐殺』」竹本忠雄・大原康男著、より詳述した「南京事件の総括」田中正明著と共に本書を読み、「仕組まれた“南京大虐殺”」大井満著などを読むべきかもしれない。
更に一歩進みたい人は、「南京事件・国民党極秘文書から読み解く」東中野修道著、「『南京事件』発展史」冨澤繁信著などに目を通すべきだろう。
もちろん、基礎知識を身に付けた人で、「とりあえず何か1冊」という人には、東中野修道氏の現段階の集大成である「再現・南京戦」をお薦めする。
【追記】最新刊の「再検証南京で本当は何が起こったのか」阿羅 健一著は、「再現・南京戦」が日本軍の動向にスポットを当てたものなら、もう一方の中国の宣伝・情報戦にスポットを当てた大傑作である。
【追記:最近、東京地裁で勝訴した夏淑琴の証言こそ、捏造の証明だと個人的に確信したもの。仮に彼女の証言通り、彼女の家族が何者か(彼女曰く、日本兵)に本当に殺されたのが事実だったとしたら、その殺害方法はまさしく中国兵の常套手段なのです。同時代的には日本人に対する通州事件、済南事件、中国人同士の広東共産党事件などでも証明されています】
一番丁寧に書かれた本
1937年(昭和12年)12月、日華事変において蒋介石の国民党政府の首都南京が陥落するとき、日本軍による残虐行為があったかどうかという検証である。
内容は第1章は当時のシナの状況と日華事変の勃発からその推移、第2章は南京攻略前の状況、第3章は陥落までの戦闘の推移、第4章は日本軍の捕虜の取扱い、第5?7章は文献の解釈、第8?9章は陥落後の城内外の戦い、第10章は捕虜の資格、第11?12章は南京安全地帯、第13章は食料・埋葬問題、第14?15章は「南京虐殺」の追跡調査と全体像を述べ、最後に付録として「ラーベ日記」を考察している。
かなり検証が細かいので「南京虐殺」問題に詳しくない読者には読むのが苦痛かもしれないが、9年前に書かれた本だが、地図や写真も載せられていて、この問題について書かれた本では一番丁寧に書かれた本ではなかろうか。今では北村稔氏の研究によって「南京事件」がイギリスの日刊紙「マンチェスター・ガーディアン」の特派員・ティンバーリーらを介してなされた中国国民党中央宣伝部の巧妙な戦時外交戦略であったことが確認されている。それがケ小平が1977年に復活してから中国共産党でも対日戦略の一環として再び取り上げられ、未だに続いているのである。
展転社
南京事件「証拠写真」を検証する 再現 南京戦 南京大虐殺否定論13のウソ 「南京虐殺」への大疑問―大虐殺外国資料を徹底分析する 南京事件 国民党極秘文書から読み解く
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